小学生から始めたバレーボール。
中学生の頃、練習中に急に腰に激痛が走り、普通に歩くことすらできなくなりました。
監督にはふくらはぎから腿の裏にかけてストレッチをするよう指導されましたが、全く改善しなかったので翌日、整形外科を受診しに行きました。
相当な激痛だったので椎間板ヘルニアと言われるのを覚悟の上、病院に行きましたが、レントゲンを撮った結果、骨や神経に異常はない事が確認されました。
手足にしびれもない事からヘルニアではないと断言され、腹筋と背筋の筋肉バランスの悪さからくる腰痛だと診断されました。
まだ中学生で細身の体型だったため、筋肉バランスを保つほどの体幹が鍛えられていなかったのだと思われます。
受診した翌日から病院での電気治療と牽引器によるストレッチのリハビリを週に何回か通い、それと同時に整骨院で体全体のマッサージをして筋肉の緊張をほぐすという治療を始めました。
その他、プロテインを摂取して筋肉量を増やし、背中に3本板の入ったコルセットを巻きながらプレーしていましたが、半年ほど治療を続けると徐々に腰痛が改善していき、いつの間にか全く痛みを感じる事はなくなりました。
治療を行っている間、痛み止めの薬は一切飲んでいません。
変わった事と言えばウエイトトレーニングで体重が5キロ増加した程度です。
この腰痛をきっかけに効果的だと言われるストレッチや筋肉トレーニングは一通り行い、運動後のアイシングの方法なども学べる良い機会になりました。
腰は体の要と書きますが、腰が痛くては何もできません。
腰痛になってから色々調べるのではなく、予防を踏まえて今から知識を蓄えておくことを推奨します。