坐骨神経痛で引きつるようなしびれるような痛みに長年悩まされており、症状改善のために腰痛ベルトを試すことにしました。
中山式、バンテリン、近所の整骨院で取り扱っているものなど、様々な種類を試しましたが、いずれも腰を支えるには申し分なく、一定の効果を得ることができました。
問題点としては、バンテリンのベルト(Mサイズ)は胴回りが短く、やせ型の体型でも腹をへこませないとマジックテープ部分が重ならないこと、中山式などのその他のベルトは、色が白で服の上に着けないと目立ってしまうことです。
また全体として、腰痛ベルトは分厚くできているので、夏場などは汗を大量にかいて腹部が蒸れ、かゆみなどを引き起こす場合があります。
この点はどの社も改善の余地があり、今のところ画期的な商品に出会っていません。
しかし、腰痛ベルトは腰痛を伴う人達にとって、とても頼もしい製品であると感じます。
いきなり激痛を伴う症状があらわれた人にとって、『また激痛が来るのではないか?体は耐えられるのか?』といった不安は非常に大きく、常にドキドキしていなければなりません。
腰痛ベルトをすることで体を支えて痛みを和らげるとともに、そういった心理面さえサポートすることができるのです。
腰痛ベルトの仕組みとしては、骨盤を支えることで筋肉の代わりをして痛みを引き出しにくくする効果が期待できるのだそうですが、やはり最終的には自分の体を鍛えて筋肉が体を支えられるようにするのが一番良いようです。
その点において、頼りすぎてしまうと、これなしではいられなくなってしまう腰痛ベルトですが、坐骨神経痛、椎間板ヘルニア、ぎっくり腰といった様々な腰痛や急な症状には十二分に対応できるアイテムだと感じています。
また、このような症状の予防策としてあらかじめ取り入れておくのも有効な手段でしょう。