私が人生で始めて腰に違和感を感じたのは、妊娠中でした。
お腹が大きくなり始めた5ヶ月位から、なんとなく始まったのです。
最初は痛いわけではないけれど、病める感じ。
腰痛防止ベルトとの出会い
タイミングよく定期の妊婦健診があったので、担当の先生に相談してみることにしました。
先生曰く、「妊婦で腰を痛める人は意外に多い。
特に急激に体重が増える人は、その傾向が強い」とのことでした。
体重・・・。心当たりがあり過ぎて、即座に「どうしましょう?」と対策をお伺いしました。
その時に先生のイチオシとして薦められたのが、「腰痛予防ベルト」です。
その病院で教えてもらったベルトは、なんだか昭和な感じの非常にシンプルなタイプ。
白くて、ベリベリと強烈なマジックテープで止める古典的なものです。
付けかたもレクチャーしてもらいました。
大きくなったお腹を避けるように、もっと下側に巻くよう注意されました。
男性が浴衣を着るときに腰に帯を巻きますが、あんなイメージです。
ギュッと強めに巻くのがポイント。
お腹が邪魔になって、あまり力が入らないので誰かに手伝ってもらいながら強く巻きつけました。
すると、安定感が出て、お腹が重く感じないのです。
そして、腰が適度に刺激されて背中がピンと伸びます。
ちょっとしたマッサージ効果があるようです。
巻くだけで、その気持ちよさをダイレクトで感じました。
また、これを巻くと屈むのも怖くありません。
それまでは赤ちゃんが潰れてしまうようで恐々と屈んでいたのですが、まったく恐怖感がなくなりました。
これを入手してからは、入浴と就寝時以外はいつもしているようになりました。
何より気持ちが良いので、手放せなくなったのです。
この腰痛予防ベルト生活を出産まで続けました。
出産後も大活躍の腰痛防止ベルト!
そして、「産んだらお役ごめんだね」と思っていましたが、大きな勘違いでした。
子供を無事に出産した後、腰周りに力が入らなくなってしまい、歩くのがやっとの状態になってしまったのです。
腰が痛いわけではなく、なんとも心許ないだけ。
入院中だったので、先生にまたもや相談しました。
すると「しばらくベルトを巻いておくと楽だし、子供を抱っこするようになっても使うといいよ」と教えてもらったのです。
確かにベルトを巻くと安定感バッチリ!
出産前後の僅かな時間だけ卒業したベルト生活は、再び日常となりました。
そして、先生の教え通りにその後も使い続けて、まったくの腰痛知らずな子育てを満喫しています。
確かにママ友からも「腰が痛い」と聞きます。
子供が大きくなるので、おんぶや抱っこで腰への負担がどんどん大きくなりますから。
私は痛くなる前にベルトに出会えたので、本当にラッキーでした。
まさに「予防」になったのです。
まだまだ現役で活躍中。
これからも、よろしくね。