腰痛で吐き気と寒気を伴う場合は?腎不全や腎盂腎炎などが考えられる?


腰痛に加えて吐き気や寒気が伴うときには、内臓疾患の可能性がまず考えられます。

代表的なものが腎臓の疾患です。

腎臓の機能が低下し腰痛や吐き気を生じさせる「腎不全」、腰痛・吐き気に加えて発熱や悪寒を伴う「腎盂腎炎」、血尿や急激な痛みが生じる「尿路結石」など、尿をつくり排泄する機能を持っている器官が原因となっていることがあります。

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一方で、特に女性の場合に見落としてはならないのが、「月経前症候群」や「妊娠の初期症状による腰痛と寒気」です。

月経前症候群は、ホルモンバランスが乱れることで生じるとされています。

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妊娠継続や出産へ向けて、骨盤を開きやすくしようと体が働きかけることで腰痛が起こりやすくなります。

また吐き気、腹部の張り、乳房の圧痛などが症状として表れます。

そして妊娠の初期症状として生じる腰痛、吐き気、寒気といったものは、風邪を引いたときと同じような症状でもあり、判断が難しいときがあります。

高温期のときには、自分の体温が高くなっているので寒気を感じますし、自律神経の乱れから貧血、低血圧、つわりなどが生じるときもあります。

人それぞれ症状の程度・時期は異なりますが、パートナーがいる場合には、妊娠の可能性も常に念頭において対応することが必要です。

誤った判断で薬を服用してしまうことで、胎児に悪影響を及ぼすこともありますので、十分注意しましょう。

女性特有の原因による腰痛、吐き気、寒気である場合には、十分な休息、体を冷やさないための環境設定や食事のコントロールが対策となります。

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