腰痛を抱える女性の50代の原因は?更年期障害の症状が関係している?


腰痛の原因には様々なものがあります。

もし50代の女性の方で腰痛を感じているようであれば、それは更年期障害の症状かもしれません。

腰痛は年齢を重ねるほど悩ましい症状ですが、女性であれば更年期に入ると女性ホルモンの減少が拍車をかけます。

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背骨や骨盤の靱帯が緩みやすくなり、体重を支える力が衰えるため、腰への負担が増加するのです。

また、男性に比べると筋肉量がどうしても少ないことから、体重を支えることをより難しくさせます。

さらに、女性ホルモンが少なくなる閉経後は、骨粗鬆症のリスクが急激に高まります。

ちょっとした外力でも、もろくなった骨は簡単に骨折を起こしてしまうのです。

この骨折が圧迫骨折として背骨で生じれば、強い背部痛・腰痛が生じます。

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こういった女性特有の変化による影響は、筋肉や骨だけでなく自律神経へも及びます。

活発な活動を司る交感神経とリラックスを促す副交感神経のバランスが乱れて、心が常にいらいらした気持ちになったり逆に無気力になったりします。

体もほてったり、逆にとても冷えたり、一定に保ってくれていた心身のバランスを乱し体の不調が多くなるのも更年期の特徴です。

このような症状に負けないためには、まず原因をきちんと特定しておくことが大切です。

腰に明確な疾患があるのか、なければ内臓はどうか、一つ一つ確認しましょう。

そして、服薬だけではなく日々の生活を見直してみましょう。

女性は更年期に太りやすいものです。

体重のコントロールをしっかりすることを心がけましょう。

また、おしゃれをがんばってハイヒールばかり履いていないでしょうか。

踵の低い靴の方が腰への影響は少なくて済みます。

自分の体と向き合って、できることからやってみましょう。

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