腰は骨盤と背骨を支える土台になっており、この部分が痛くなると立っている事も難しくなり、寝る所から起きる時の動作等で悩みを抱えている方は非常に多いです。
朝起きた時に腰痛で起き上がる事が出来ないとなると、布団から出るもの辛いですし、起き上がった後に顔を洗ったりする時でも腰を曲げる事が難しく、何かと不便な場面が多いです。
朝から晩までずっと腰痛に悩まされる人もいれば、朝だけ痛くて日中は大丈夫という方もいますし、腰痛コルセットを巻く事で日常生活を問題無く送る事が出来るという方もいます。
一日中続くような腰痛の場合は専門医に相談して治療する事が望ましいですが、朝起きる時の腰痛が激しいという方の場合は原因として、体から疲労のサインが出ているという事であり、日々の腰への疲労が溜まりに溜まって痛みが表面化してきたという状態です。
こうした腰痛が起こった時には姿勢や寝相からくる体の歪み、または柔軟性の低下、体重変化、筋肉疲労等色々と考えられますが、対処法として寝具や睡眠環境を変更したり、体を柔らかくする体操をして骨格を正しくしたりという事は効果的です。
こうした対処によって改善するならば良いですが、基本的には腰の筋肉の硬直が原因であり、朝起きた時に起こりやすい腰痛は腰の筋肉が硬くなっているからであり、この硬くする要因としては普段の疲労蓄積や運動不足で同じような姿勢で過ごす事による血行不良等からきています。
硬くなった腰の筋肉では通常の筋肉では伸縮が上手くいくはずなのに上手くいかず、体を動かす時の筋肉が伸びない事で痛みが発生します。
若い時期ならば腰だけではなく背中の筋肉も柔らかいですから、寝ている時に重力を分散化してくれるのですが、加齢によって体は硬くなっていきます。
だからといって柔らかい布団等を選ぶと睡眠時に寝返りが打てなくなり、睡眠中に柔軟性を高めることや睡眠中の筋肉疲労回復効果が乏しくなるという欠点もあります。
人間の体は動かさないと硬くなっていきますから、日中から体を動かしておく事は腰痛対策に効果的ですし、腰痛で起き上がれない事がある方の対処法としては、普段から体を動かす事が必要であり、朝は痛くても日中に腰の痛みが減っていくのは筋肉が動く事で柔らかくなるからです。
ただし動くから腰痛が減るといっても腰の筋肉が硬い事に変わり無いですから、日常的にストレッチを行い、腰に良いストレッチ方法は活字等からではイメージが掴みにくいので、動画サイト等にアクセスして正しい方法を真似て行うと良いでしょう。
医師の指導で正しい方法を教えてもらう事も安全で効果が高いです。