飛行機に乗る時は、10時間を越す国際線の利用時だけでなく、たとえ1、2時間の国内線であっても、ほぼ固定された身動きしにくい座席にじっとひたすら座っていると腰に負担をかけることとなり、腰痛が引き起こされてしまうケースが非常に多いです。
こういった飛行機利用時の腰痛予防には、腰痛ベルトを着用すると良いと言われています。
その理由として、腰痛ベルトによって腰をまっすぐにサポートすることで無駄な力が脊椎にかかりにくくして、その結果腰痛になりにくいのです。
ビジネスクラスやファーストクラスの飛行機の座席以外はいくら背もたれを倒しても限界があり、長時間体が「くの字」になったまま座席に座るので腰周辺が固定されてしまい、どうしても腰に無理がかかってしまいます。
そして手荷物を上の棚へ上げ下ろしをしたりすることも、さらに腰に不要な力をかけることになり、思わぬぎっくり腰などの原因にもなりかねないのです。
ですから飛行機に乗る前には、しっかりと腰痛ベルトを身につけてから搭乗するのがベストの予防策になります。
腰痛ベルトをしていると腰が固まってしまうのを防ぐだけでなく、重いスーツケースを運ぶ際にも腰をしっかりと支えてくれるという利点もあり、腰痛ベルトを一つ持っていると様々な場面で活用できるので普段から使い慣れているものを用意しておくようにしましょう。
こういった腰痛ベルトは通信販売で様々なタイプのものが販売されているのですが、飛行機搭乗時に着用する腰痛ベルトはあまり締め付けのきついものを選ばず、ソフトなタイプを選んだ方が良いでしょう。
機内の気圧によって体のむくみなども関係してくるので、あまりかっちりしたタイプの腰痛ベルトだと体の血流を阻害してしまう恐れもあるので、その辺のところも考慮した上で腰痛ベルトを選ぶようにしてください。