私は長年、腰痛コルセットを使ってきました。
とても便利なもので、慢性の腰痛を持っている私にはこれ無しにはなかなか過ごせないことも多いですが、それでも時々は嫌になることもあります。
というのも、腰痛コルセットには大きなデメリットがあるからです。
それは、夏の暑さです。
室内作業の方なら大丈夫なのかもしれませんが、私は外仕事で、夏は本当に暑い思いをします。
腰痛コルセットには固い部分があり、巻きつけている部分は二重になるので、よけいに暑いのです。
そして私は胸と腹に多く汗をかくタイプなのですが、腰痛コルセットを締めている部分はどうしても他よりも多く汗をかき、その汗で蒸れてしまうのです。
何だかコルセットのあたりが痒いなぁと思っていたのですが、帰宅してコルセットをはずしてみるとびっくり。
真っ赤にかぶれていました。
厚ぼったい生地のコルセットを止め、メッシュタイプのものを買い直してみたりガーゼを挟んでみたりと工夫しましたが、やはりその部分だけ多く汗をかいてしまい、赤くなった部分はひどい汗疹になりました。
コルセットの形がくっきり分かるくらいのひどい汗疹です。
腰痛も辛いですが痒いのも辛いので、夏はなるべく腰痛コルセットは使わないようにしています。
もう一つ、季節を問わず腰痛コルセットにはデメリットがあります。
それはトイレの時の着脱です。
女性は普段でもトイレに時間がかかりがちなものですが、腰痛コルセットをしているとトイレのたびに締め直さなければならず、それはそれは面倒なのです。
急いでいると慌ててうまく締められなかったり、時間がかかりすぎて電車に乗り遅れたりと、色々と困ったことが起こります。
腰痛コルセットは腰痛患者にとって大切なものですが、ただ便利なだけはないことを覚えておく必要があると思います。